よくあるご質問 | TTS

技術情報

よくあるご質問

  • 配管における腐食や減肉のリスクスクリーニング

    板厚値は評価できますか?
    板厚値は出せません。断面積の変化量に基づく評価となります。
    防爆仕様ですか?
    非防爆となります。
    電源は要りますか?
    バッテリー駆動ですので、発電機などの電源の準備は不要です。
    雨天でも診断可能ですか?
    可能です。配管の外面が濡れていても問題ありません。
    高所配管で検査を行う際、必要な足場はどの程度の広さが必要ですか?
    推奨は2m四方が確保されていれば、効率よく作業できます。必須条件ではありませんので、都度、現地事前調査の際に調整させていただきます。
    国外のプラントでも診断可能ですか?
    国、地域により異なるため、お問合せください。
    アスベスト含有の保温材が使用されている保温配管でも検査可能ですか?
    可能です。センサー設置箇所付近の解体のみで検査が行えます。但し、飛散防止策など安全衛生上の対策がなされている現場のみの対応となります。
    トレース配管の施工されている配管は検査可能ですか?
    可能です。但し、センサーを直接母管に取り付けられるように、直径方向80mm、軸方向500mm程度のスペースが必要です。
    1日の診断範囲はどのくらいですか?
    対象となる設備や損傷により異なるため、個別にお問合せください。
    診断時に同行者は必要ですか?
    安全に作業を進めるためにも、現場を良く知っている同行者が必要です。 常時同行できない場合は詳細な図面と安全ルートを確認後、診断を開始します。
  • PEC(パルス渦流探傷)による金属腐食のスクリーニング

    測定可能な板厚は?
    3~35mmとなります。但し、原理上磁性体金属にしか使えません。
    測定可能な金属とプローブとの間隔は?
    0~220mmとなります。
    亜鉛メッキの外装材の上から測定は可能ですが?
    基本的には測定可能ですが、状況によっては測定値に影響を及ぼす場合があります。そのため、亜鉛メッキ板の上からの測定の場合には、事前に影響チェックをします。
    苦手な箇所はありますか?
    測定プローブから150mm以内に他の金属、溶接線等がある場合、影響を受ける可能性があります。
    1日の測定点数は?
    測定環境により幅がありますが、700~1000点程度測定が可能です。
    防爆仕様ですか?
    非防爆となります。
    診断時に同行者は必要ですか?
    安全に作業を進めるためにも、現場を良く知っている同行者が必要です。 常時同行できない場合は詳細な図面と安全ルートを確認後、診断を開始します。
  • 抜けモレなく面で測定する金属腐食スクリーニング

    板厚値を定量的に評価できますか?
    ブレスレット診断だけでは板厚値の定量評価はできません。
    ただし、診断した範囲内で健全部、減肉指示部で数点板厚値が把握ができれば、検量線を作成して求めることができます。
    電源は必要ですか?
    診断時はバッテリーを使用するため不要です。
    配管と配管の離隔はどれぐらい必要でしょうか?
    センササイズおよび診断員が走査させるスペースを考慮して最低120mmは必要です。
    構造物の際にある腐食はどこまで検出可能でしょうか?
    センサ中央部に設置されたコイルが通過した際にデータを取得するため、構造物から160mm、周方向は右220mm、左255mmはアクセスできず診断できません。
    苦手な箇所はありますか?
    相対値の評価となりますので、配管全体が腐食している箇所は評価しづらい可能性があります。
    また、センサを対象物に沿わせて走査するため、センサが浮いてしまうような凸凹だとセンサが止まり、計測できない可能性があります。
    (溶接線、板金の継ぎ目程度の凸凹であれば問題ありません。)
    1日の測定範囲は?
    配管サイズに左右されますが、6B(保温あり)配管で約20m/日の範囲を測定することができます。
    防爆仕様ですか?
    防爆仕様ではありません。
    診断に天候は影響しますか?   
    小雨程度であれば可能です。しかし、完全防水の仕様ではないため、大雨の中では作業することはできません。
    配管の表面温度は何度ぐらいまでなら測定することができますか?
    約80℃までなら計測可能です。
    内部に流体が流れていても問題ありませんか?
    問題なく計測可能です。
  • エア・ガスリーク診断

    ノイズが大きくて会話も難しい状態のプラントでも、本当にリークが発見できますか?
    診断器は、可聴域より高い周波数帯のリーク音をキャッチしているので、基本的にはノイズの大きい環境でも診断可能です。ただし、多量のエアブローなど、リーク音と同種かつ音圧の高い音がある場合は、小さなリークは発見が難しい場合があります。
    人手が余っているので、自分たちで石鹸水を使ってやった方が良いのでは?
    石鹸水を使った場合、石鹸水を塗布しない箇所が漏れているかどうかの判断ができません。プラントには高所や複雑な設備などが存在するため、リークが疑われる全ての箇所に石鹸水を塗布するのは不可能に近く、結果、多くの見逃しが発生する可能性があります。また、石鹸水でのチェックは、想像以上に多大な労力が必要です。エア・ガスリーク診断は、より効率的な診断が可能です。
    単価の高いガスはきちんと管理しているので、漏れていないと思うのですが
    もちろんリーク箇所は少なくなりますが、TTSの過去の診断実績では、漏れているはずがないといわれる気体のリークを発見した事例が多数あります。
    また単価の高いガスの方が、多くの場合リーク箇所は少なくても、金額ベースでは高額になります。
    一般にどのくらい漏れているものですか?
    業種にもよりますが、定期的なリーク対策を実施していない場合、エアは全使用量の8%程度リークしていると言われています。
    エアのリーク対策による具体的な効果は?
    リーク対策により、コンプレッサーのロードを下げることができます。
    また休日明けの立ち上げ時など、配管内のエア圧低下が小さくなるため、立ち上げがスムーズに実施でき、コンプレッサーを早めに立ち上げる、またはエア圧キープのため、休日もコンプレッサーを稼働したままにしておくといった必要がなくなります。
    診断結果は修理計画にどう生かせますか?
    漏れ箇所ごとにリーク量を定量化し、修理によるメリットを明らかにするため、確実・短期にメリットが出るリーク箇所から優先的に修理できます。
    診断器を購入できますか?
    販売はしておりません。診断器の使いこなしには、経験・ノウハウが必要となるため、確実に効果を出すためにはプロによる診断をお勧めします。
    1日の診断範囲はどのくらいですか?
    1日7時間の作業で平均5,000m2程度となります。但し、漏れ箇所の多さや設備の密度により異なります。
    防爆仕様ですか?
    ATEX仕様の防爆となります。
    診断時に同行者は必要ですか?
    安全に作業を進めるためにも、現場を良く知っている同行者が必要です。 常時同行できない場合は詳細な図面と安全ルートを確認後、診断を開始します。
  • 付帯工事・前処理なくステンレス材の応力腐食割れをスクリーニング

    どれくらいの欠陥であれば検出可能ですか?
    センサーからの距離が4mm以内の範囲にある割れの検出が可能です。
    ※ダブリング補強板などの介在物が金属以外の場合6mm以内の範囲
    絶対値は出せませんか?
    出せません。
    どんなアウトプット、結果になりますか?
    アウトプットは割れの有無になります。割れの深さ(大きさ)は測定できません。
    MDKはどんなものに反応して信号がでますか?
    MDKは腐食だけでなく別の要因(金属疲労、クラック、介在物)でも反応します。これらの見極めについては検証中です。構造的な要因の可能性も考えられるため、情報を頂く場合がございます。
    どれくらいの場所までアクセス可能ですか?
    センサのサイズは下記の通り。
    センサの幅・・・30mm
    センサの高さ・・・150mm
    電源は必要ですか?
    外部バッテリーを使用するので不要です。
    測定可能な温度はありますか?
    センサーを走査する表面が80℃以下であれば測定可能です。
  • バルブの内漏れを網羅的に検査してフレアロスを最小化

    流量は数値で出ますか?
    流量の推定については現在開発中となります。現在は良否判定のみのご提供になります。
    どの程度の費用対効果が見込まれますか?
    プロセス流体の場合は単価も高いため、診断費+補修費を、数か月単位で回収できたという事例が多いです。また経済面だけでなく、内漏れを起因とした、想定外の外漏れを発見することで、安全面に寄与した事例もあります。
    測定可能な圧力や温度の制限はありますか?
    表面温度は350℃までとなります。ロケーションにもよりますが、バルブ前後で圧力差が発生していれば特定は可能です。
    診断機器は防爆タイプでしょうか?
    非防爆タイプとなりますので、使用申請などが必要な場合は診断員にお伝えください。なお、診断員はマルチガス検知器を携帯して診断を実施いたします。
    1日あたりの診断箇所数の目安は?
    初回診断は機器の基本情報を収集しなければならないため、30箇所を目安としています。2周目以降は倍の60箇所程度は可能です。
    事前に準備が必要な資料などはありますか?
    バルブ位置をマップ上にプロットするための図面と、閉弁バルブのリストをご提供いただく必要があります。
    内部流体に制限はありますか?
    特に制限はありません。
    診断は何名で実施しますか?
    当社からは1名で実施しますが、当日は、お客様にも常時ご同行いただき、場所の案内をしていただく必要があります。
    診断後の補修も実施できますか?
    補修につきましては、当社では実施しておりません。
    電源は必要ですか?
    全て電池(バッテリー)式ですので、電源のご準備は不要です。
    雨天時の診断はできますか?
    雨天時は、機器の雨養生が必要となるため効率は落ちますが、診断は可能です。
    工場内は騒音がありますが判定は可能でしょうか?
    騒音の周波数帯の違う、リークから発生する超音波を診断器で測定するため、判定は可能です。
    診断機器の販売は行っていますか?
    行っておりません。判定にはノウハウが要ることから、トレーニングおよびライセンスを取得した診断員を派遣しております。
    開弁のバルブで診断は可能ですか?
    開弁の場合はバルブの1次側と2次側で超音波の変化が少なくなるため正確な検査ができません。閉弁状態の末端バルブを対象としています。
    保温の撤去は必要ですか?
    機器弁部に診断機を接触させることができれば診断は可能です。
  • スチームトラップの作動判定と管理台帳作成

    計測の測定原理はどうなっていますか?
    スチームトラップに接触式のプローブを接触させ、表面温度と内部からの超音波出力から漏れ、詰まりなど作動状態を判定します。
    全てのスチームトラップメーカーのトラップが判定できますか?
    国内外、市場にある全てのスチームトラップの判定が可能です。
    1日あたり何台診断できますか?
    初回は正しい判定をするためのデータベース作成が必要となるために、1日平均45台、2回目以降は1日平均100台の診断が可能です(但し、1日の診断台数は参考値で現場により異なります)。
    蒸気の漏れ量は定量化できますか?
    ISOに認められた客観的な評価システムを使い、漏れ量を定量化できます。
    診断するために準備が必要なものや情報は何ですか?
    より正確な判定と、最適なスチームトラップの管理台帳を作成するために、様々な情報が必要となります。主な情報はプラント配置図、各蒸気の運転圧力、運転状態(連続・バッチなど)です。詳しくはお問い合わせください。
    防爆仕様ですか?
    非防爆となります。
    診断時に同行者は必要ですか?
    安全に作業を進めるためにも、現場を良く知っている同行者が必要です。 常時同行できない場合は詳細な図面と安全ルートを確認後、診断を開始します。
  • 装置・配管の保温状態チェック / 配電盤のコンディションチェック

    サーモ画像診断で何が分かりますか?
    ・保温材・耐火材の劣化を外部から発見し、その損失量の算出ができます。
    ・電気設備の不良箇所を発見できます。
    ・加熱物・非加熱物の温度分布の確認ができます。
    ・モーターや真空ポンプなどの回転体の異常発熱箇所を発見できます。
    1日の診断範囲はどのくらいですか?
    工場によって設備の数や対象機器の密度が異なり、一概に診断範囲を言うことはできません。配管ライン図や機器配置図をいただいてからお見積もり致します。
    撮影枚数に制限はありますか?
    あります。1日40枚までで、それ以上は追加料金となります。
    トラップの診断は可能ですか?
    可能です。但し、温度のみの簡易診断となりますので、異常が発見された場合は専用機器を使ったトラップ診断をお勧めします。サーモ画像診断は、高所などの診断も容易なので、診断しにくい高所などにあるトラップの一次検査としても有効です。
    診断時に必要な情報は何ですか?
    配管ライン図や機器配置図、対象機器の蒸気圧力・蒸気単価・稼働時間が必要です。
    作業員は何名ですか?
    1名です。
    診断時に同行者が必要ですか?
    安全に作業を進めるためにも、現場を良く知っている同行者が必要です。常時同行できない場合は詳細な図面と安全ルートを確認後、診断を開始します。
    防爆仕様ですか?
    非防爆となります。
  • ロールの平行度診断

    1日に何本程度測定可能ですか?
    鉄鋼、薄板ラインであれば、50~70本程度、フィルムラインは、70~100本です。但し、ロールの形状及び周辺の状況等により測定本数は大幅に変化します。
    ロールのどこで測定しますか?
    ロール面長5m未満であれば中央(ロールセンター)のみで測定。5m以上では操作側、駆動側の両方で測定し平均値を算出します。
    クラウンロールやサインカーブのロールは測定可能ですか?
    可能です。共に両サイド(操作・駆動側)と中央の3箇所で測定し、それら3箇所の平均値を算出します。
    測定に必要な角度は何度ですか?
    最小20°で可能です。
    測定する場所はロールの上部ですか?
    上部でも横でも下部でも構いません。ロール表面を20°測定機器を滑らせるか共回しすれば測定可能です。
    ロール自体が湾曲している様なエキスパンダーロールは測定可能ですか?
    不可能です。
    ロール表面がゴムロールの場合測定可能ですか?
    表面の硬さが50shore duro以上あれば問題ありません。ただし共回しが望ましいです。
    測定可能な最大のロール径は?
    制限はありません。機器がロールの表面を20°滑らせるか共回しする事ができれば測定可能です。
    ロール面長300mm以下は測定可能ですか?
    ロール面長800mm以上が理想ですが、500mm~800mmは周囲の状況により測定の可否が変化しますので、都度状況確認が必要です。
    ロールに傷はつきませんか?
    パララインのロール接触部はテフロンコーティングされた金属パーツのため、傷はつきにくい仕様となっています。それでもご心配の方には、薄い樹脂シートをロール表面に貼り付け、その上から測定することで、ロールの損傷を防止します。シートの上からの測定となるため、測定精度は±0.05mm/m程度悪くなります。
    防爆仕様ですか?
    非防爆となります。
    診断時に同行者は必要ですか?
    安全に作業を進めるためにも、現場を良く知っている同行者が必要です。 常時同行できない場合は詳細な図面と安全ルートを確認後、診断を開始します。
  • カップリングのアライメント診断

    カップリングのアライメント診断(アライメントSV)とはどんなサービスですか?
    レーザー軸芯出し器を活用してスーパーバイザー(SV)がカップリングのアライメント状態を測定し、芯出しに必要なシム調整量、水平方向の移動修正量とその方向を作業者の方に指示します。これを受け、作業者の方が効率良く芯出し作業を完了できるサービスです。修正作業は含まれておりません。
    レーザーはどのくらいの距離まで測定できますか?
    カップリングのアライメント診断(アライメントSV)で使用する装置は10mまで測定できます。
    どの位の大きさの回転機の芯出しができますか?
    レーザー発射器とレーザー検出器を軸、またはカップリングに取付けることができ、最小60°の回転ができる回転機であれば、大小を問わず芯出しすることができます。
    またレーザー発射器、検出器をあらゆるサイズのカップリングで取付られるようにマグネットを使った取付ブラケットが用意されています。
    どのぐらいの作業時間の短縮ができますか?
    ガスコンプレッサーや送風機のような大型機械や汎用ポンプでも、半分以下の時間に短縮できた実績が数多くあります。
    このサービスを利用するメリットは何ですか?
    アライメント作業を熟知したスーパーバイザー(SV)が素早く正確な測定をし、そこから導き出される修正量と方向を的確に指示して、効率良く作業を進めることによる工期の短縮と、レーザーアライメントシステムによるたわみの無い高い精度の測定です。徹夜作業や工程遅れを心配する必要がなく、最新の技術を必要なときに利用できます。
    芯出しをゼロにするのではなく、オフセットをつけた芯出しができますか?
    レーザー軸芯出し器の持つ目標値設定の機能を使って簡単にできます。
    報告書は提出されるのですか?
    はい。芯出し作業が完了した時点で、直ちに芯出し結果だけをまとめた簡易報告書を提出し、数日後には正式な報告書を提出します。
    1日の測定台数は?
    対象となる設備やアライメントの精度、オフセットにより異なるため個別にお問合せください。
    防爆仕様ですか?
    非防爆となります。