診断サービス

レーザーボア(内径)アライメント診断

セットアップは簡単なのに精度の高い計測を実現

レーザーボア(内径)アライメント診断技術では、ピアノ線やダミーシャフトの代わりに、レーザー光線を利用します。レーザー光線は重力の影響を受けず、直進性が高いため、撓(たわ)み補正や温度補正などの必要がなく、精度の高い計測が可能です。

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また、精度以外の大きなメリットとして、レーザーボア(内径)アライメント 診断技術では、診断までのセットアップが非常に簡単である点が挙げられます。

従来の診断方法では、基準となるボアに対して、ピアノ線やダミーシャフトがその中心にくるようにセットアップしなければなりません。このセットアップの出来具合が全体の計測値の精度に影響を及ぼすため、1/100mm単位の精密さが要求されます。

そのため、計測の前提となるセットアップの時点でかなりの時間を要します。しかし、 レーザーボア(内径)アライメント診断技術では、±1mm程度の精度でセットアップを行えば良く、精密な位置決めは必要ありません。そのため短時間でのセットアップが可能です。

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レーザーボア(内径)アライメントによる診断の原理

レーザーボア(内径)アライメント診断技術のセットアップが、±1mm程度の精度でよい理由は、第一・第二基準面両方でボアを計測することで、レーザー光線の通過位置とボアの中心との「位置関係」が把握できることを利用しています。

第一・第二基準面を通るレーザー光線の通過位置と基準面の中心との位置関係を基に、専用コンピュータ上で、第一・第二基準面の中心を通るラインを計算し、基準線を求めているのです。

従って、計測対象となる各ボアは、レーザーに対するボアの位置関係ではなく計算された基準線に対しての位置として表示することができます。

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レーザーの光軸調整をした後回転させると、ミスアライメントの存在によって、センサーー上のレーザー座標が変化していくので、この変化量から芯ずれを求めることができます。多点計測の場合は最小5箇所で計測できます。

このように、計測はシステムがサポートするため、診断者の技量に関係なく高い精度での計測と再現性が可能になるのです。

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更に、レーザー計測技術の利点は、レーザー光線は、ピアノ線やダミーシャフトなどのように物理的な障害とならないため、計測と修正作業を同時に実施することが可能です。

つまり、診断中であっても、他のパーツの修正作業を実施することができるのです 。このことは、修正まで含めたアライメント作業全体の時間短縮に大いに影響します。

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