メンテナンスを学ぶ | TTS - Part 4

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オペレーターによる振動管理で突発事故ゼロを実現

回転機の突発故障を未然に防ぐには運転中の機械の状態(コンディション)をモニタリングし、故障の兆候が発見されたら適切な処置を施すことが最良の方法です。製造のオペレーターが携帯型振動計による簡易診断(振動モニタリング)を実行して突発故障を防止し、年間保全費を200万円削減したという事例をご紹介しています。

オペレーターによる振動管理で突発事故ゼロを実現 続編

N社様におけるポータブル振動計とビブコードシステムによる振動管理管理対象のプラント・設備は、15プラント・620台にもなります。プラントの94%、設備の25%をカバーし、しかもベアリングの故障に起因する突発の設備停止事故ゼロは6年間続いています。その効果金額(生産機会損失額)は累計で3億4千万円になります。

振動計の種類による人的誤差の比較実験

回転機械のメンテナンスに振動測定管理が有効だと分かっているのに実践できないのはなぜでしょうか?ビブコードシステムは測定箇所を自動認識し、必要な測定モードを自動的に設定するので、測定モードの取り違えというミスを防ぎ、測定作業の生産性向上による測定者の負担軽減にも繋がります。

オンラインによる振動監視システム 前編 - システム概要

これから振動管理を始めたいが業務負担を増やしたくない、あるいは定期的な振動測定では異常の検出が遅れ、設備停止が発生している状態を改善したいと考えておられる方々に、オンラインシステムの全体をご紹介します。

オンラインによる振動監視システム 後編 - 事例紹介

オンライン振動測定監視システムの活用により5年間で、進行すれば故障に至る損傷を3度早期発見・処置し、1億円近い生産機会損失につながる突発設備停止を防ぐことができた例をご紹介いたします。

オンラインとオフラインを組み合わせた振動管理

機械構造的に振動が出やすい箇所をオンラインで監視し、数値が上昇すればオフラインによってそれ以外に必要な箇所・データを測定するといった、最小限のコストで最大の成果を上げることが出来る、オンラインとオフラインを組み合わせたコンディションモニタリングをご紹介します。

海外医薬品会社のコンディション・モニタリング事例

昨年11月の「回転機のコンディションモニタリングセミナー」で紹介された、海外医薬品会社のコンディションモニタリングの事例です。手動によるスポット計測からスタートし、常時監視・オンライン化へとシステム改善を図った流れとその成果をご紹介いたします。

高圧ガスを貯蔵する球形タンクの脚柱検査

球形タンク本体には、安全のため定期的な検査が実施されていますが、そのタンクを支える脚柱などは検査の対象とされないことが多く、近年、プラントの老朽化とともに、その安全性が問題視されるようになってきました。球形タンク脚柱の腐食メカニズムやなぜ脚柱の腐食が問題なのかを分かり易く解説しています。

ロール設備全体の平行度調整

ロール設備で、近年「シワ」「絞り」「破れ」などの製品不良が発生しやすくなっていることをご存知ですか?ロール設備の大型化・高速化・精密化が進んだ結果、ロール設備のわずかな据え付けミスも品質に重大な影響を与えてしまいます。「シワ」「破れ」などの製品不良を防ぐパララインによるロール平行度計測を解説しています。