冷却水配管の孔食検査 | TTS

診断事例

抜けモレなく面で測定する金属腐食スクリーニング

冷却水配管の孔食検査

課題冷却水配管の配管更新範囲を絞り込みたい

従来の検査手法では、腐食の見落としが問題視されていた

あるお客様では、機器の冷却に使用する工水・海水配管の内面腐食対策が問題となっていました。
内容物は水であるものの、機器の冷却水であることから漏洩を放置するとプラント停止にもつながる重要な配管です。
その冷却水配管も長年の使用により内面腐食による穴あきが発生し、その度に対応に追われるような状況でした。

対策としてリスク箇所の更新を検討されたのですが、長距離にわたる冷却水配管から更新範囲を絞り込むにあたり、ピッチング(孔食)のような小さな腐食の見落としが問題視されていました。従来のUTを使用した詳細検査では「点」でしか診断することができないためです。そのため、更新範囲を適切に決められず、事後保全( Breakdown Maintenance)を続けざるを得ませんでした。

従来の検査手法(UT)では、腐食の見落としが問題視されていた

対策抜けモレなく「面」で測定する金属腐食スクリーニングを一次検査に採用

面で広範囲を連続的に測定するBracelet検査を活用した

有効なスクリーニング技術として、面でスピーディーに検査できるBracelet検査をご採用いただきました。
Bracelet検査により、約30mの距離を1.5日程度で全周検査することができました。

面で広範囲を連続的に測定するE-Pit検査

面で広範囲を連続的に測定するE-Pit検査の診断結果

効果ピッチングによる減肉箇所を発見し、配管の更新が必要な範囲を正確に特定することができた

Bracelet検査の結果、腐食の範囲やピッチングによる減肉箇所が明らかになりました。その後、UTによる二次検査を実施することで、無駄なく配管の更新範囲を絞り込むことができました。

ピッチングによる減肉箇所を発見し、配管の更新が必要な範囲を正確に特定することができた

お客様の声

「Bracelet検査によるスクリーニング検査を採用したことで、ようやくこれまでの事後保全から脱却し、計画的な予防保全(Preventive Maintenance)へと進めることができます。」

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