自家用ガスタービン発電 | TTS

診断事例

カップリングのレーザーアライメントSV

自家用ガスタービン発電

課題定修期間中の電力購入費用を低減したい
ギアカップリングの磨耗に伴う数百万円の部品の交換頻度を減らしたい

アライメントに要する時間は従来2~3日間必要でした
中間軸が約1600mmあり、芯ズレが確認されていました

自家発電設備であることから、1日でも早い再稼働は電力購入費用低減に繋がる為、工程短縮が強く求められていました。

  • カップリングは2箇所あり、ライナー修正も数が多くかつ困難な箇所にありました。
  • 中間軸が約1600mmある為、ダイヤルゲージによるアライメントでは、治具のたわみによると考えられる誤差が芯ズレとして0.05mm~0.1mm程度確認されていました。

対策カップリングレーザーアライメントを導入

アライメント期間短縮と精度向上を狙って、診断のプロに依頼

カップリングレーザーアライメントは、経験豊富な技術員を派遣し、最新のレーザーアライメントシステムを使用したアライメント計測および計測結果に基づいた最適な修正量(シムライナーや水平方向移動量)の指示を行うものです。

 

効果設備全体のアライメント期間が1日短縮
たわみの誤差がなくなり、芯出し精度が向上

電力購入費用低減が実現。高価なギアカップリングの費用低減も期待

最適なライナー修正が可能になり、少ない回数での調整が実現できた為、アライメント期間はトータルで1日短縮されました。

たわみの誤差がなくなり芯出し精度が向上した為、高価なギアカップリングの寿命延長も期待されています。

お客様の声

「ガスタービンのベースが大きく、ライナー修正が大変だったのですが、ライナー修正回数が少なくなり、作業員からも感謝の声が上がっています。
また、カップリングをつないで、アライメントができるようになったため、治具の取替え作業がなくなり、かつ、アライメント修正後すぐにカップリングガードの取り付けなどにかかれるため、アライメント時間短縮のみならず、工程削減にもつながっています。」

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