シェルアンドチューブの熱交換器フランジは合わせ面の平坦度が非常に重要となる設備です。平坦度が悪いと運転中に漏れが発生することがあるからです。従来は、特殊治具とダイヤルゲージで測定していましたが、測定設備が非常に大掛かりとなり、且つ、セットアップに多大な時間を要してしまいます。
作業効率・測定精度の観点から特殊治具とダイヤルゲージに変わる測定方法を探されていたお客様から、レバラインの活用が可能かどうかのお問い合わせをいただきました。確認した結果、適用可能と分かり実機での計測を実施しました。
セッティングなどの時間が大幅に短縮され、全体の測定時間が従来の1/3程度になりました。また、レーザーの直進性により、治具のタワミなどの影響もなくなり、測定精度も大幅に向上しました。