グラビア印刷のロール設備 | TTS

診断事例

ロールの平行度診断

グラビア印刷のロール設備

課題損紙の増加により、材料費が高くなり設備稼働率も低下

新しい印刷工程で損紙が増加し、工場では高い材料費と設備稼働率の低下に苦しめられていました。問題が発生している印刷機には、全部で8つのユニットが設置されており、ロール平行度のずれが原因ではないかと推測していました。

対策全てのロールを高精度に計測できるパララインで平行度を測定

パララインを使用すれば、全てのロールを高精度に計測することができるため、従来法ではほとんどアクセスが不可能だったロールも高精度に計測できます。そこで、生産管理部門では、パララインによるロール平行度計測サービスを採用することとしました。

効果全設備のロール平行度を測定しずれを修正。損紙減少&品質向上

印刷機の定期メンテナンスの期間に、パララインにより設備全て120のロールの平行度が計測されました。計測後すぐにPCでずれ量が確認できるため、設備据え付け業者により、即座にずれが修正されました。平行度修正後の確認もパララインチームにより実施され、結果はレポート報告されました。

実施の結果、運転がスムーズになり、損紙は低下し、印刷品質が向上しました。下図は、アライメント修正前後の側面図を示しています。

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