蒸気配管 | TTS

診断事例

装置・配管の保温状態チェック

蒸気配管

課題年々増大する蒸気の購入費用を削減するために配管の保温材を更新したい

但し、投資採算に合うことが条件でした

工場入口の蒸気流量計と実際の設備の蒸気使用量との間に、大幅な差異が生じていることが判明しました。これを受け、保温劣化対策による放熱ロス削減が提案されましたが全ての保温箇所を更新する予算はなく、投資採算に合う形での保温の更新が求められました。

  • 工場の蒸気のメイン配管は4kmもある
  • 4km全ての更新は、費用が掛かりすぎる
  • 長期間、保温材を更新できていない蒸留塔等の大型設備も劣化している可能性が大きい

対策投資採算に合う形での保温箇所の更新を実施するには?

サーモグラフィーを使った画像診断をアウトソーシング

経験・ノウハウを持った診断のプロにサーモグラフィーを使った画像診断をアウトソーシングすれば、今回のケースの場合、2日間でメインの蒸気配管(4km)の放熱ロスを診断できます。

効果設備の放熱ロスを解消して省エネを図る

最小の投資で最大の効果を得ることができました

保温表面温度が90℃以上になっている箇所が複数発見されました。

この結果を元に、算出された放散熱量と、対象となる保温箇所を全て更新する場合にかかる費用とを比較し、放散熱量の大きい箇所から優先順位を決めて更新箇所を絞り込むことで、最小の投資で最大の効果が得られました。

診断前には保温材が劣化していると考えられていた蒸留塔等では、診断の結果、劣化箇所がなく良好と分かり不要な保温更新費用が抑えられました。

お客様の声

「長距離の保温配管について、短時間に保温の劣化状況がチェックできた。」

「劣化している範囲がビジュアルで把握できるので、ピンポイントで保温の補修ができる。社内へのプレゼンインパクトも大きい。」

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