ある日突然、減圧プロセスの真空度が下がりだし、必要な真空度を維持できない可能性が出てきました。しかし、運転中は線香を使えず、漏れの検査ができません。早急に対策をとらないと、生産性に甚大な影響を及ぼす恐れが出てきました。
非接触で特定の超音波を検出して診断します。
経験・ノウハウを持った診断のプロに真空リーク検査をアウトソーシングすれば、今回のケースなら1日で工場の減圧設備の全てのエリアを診断できます。
6箇所の配管フランジから超音波出力を発見しました。
6箇所のフランジについてボルトの増し締めを実施することで、その後の真空度は回復し、次回の定期整備まで問題なく運転継続できました。
「外部のリークは石鹸水でわかるが、バキューム(真空リーク)はお手上げ。 今回どのフランジがリークしていたかは不明だが、結果的に真空度は回復した。また同様の機会があれば使いたい。定期整備立ち上げ時にも使えると考えている。」